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2007年の終わる頃、皆様のご声援を受けレトロムービーコレクションも第10弾をお贈りする運びとなりました。。 今回のテーマは「カルト映画の古典」「有名作家作品の大胆脚色」「ニューヨーク血祭り」の3種類をご用意いたしましたので、ご堪能下さい。 2007年12月28日(金)発売。各780円(税込み) ☆スーパーアクター第4弾も同時発売です。 字幕監修:石田 一(いしだはじめ) 作家/SFホラー映画史研究家 |
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★HAXAN 魔女 原題:HAXAN 1922年/モノクロー/サイレント 収録時間:104分 製作国:デンマーク/スウェーデン 監督:ベンジャミン・クリステンセン 脚本:ベンジャミン・クリステンセン ☆ホラー映画の原点!こんな凄い映画があったなんて!! ■INTRODUCTION 1922年のデンマークの映画監督ベンジャミン・クリステンセンがスウェーデンの映画会社で撮った、中世の魔術史研究のドキュメンタリー作品ともいえる不気味な雰囲気を持つ、不思議なサイレント映画である。最初の導入では、歴史の講義の様に伝承されてきた図形や現象を解説し、それにある種の解釈を加え、さらに再現フィルムで実証していく。この再現映像こそが本作の中心であり、魔女裁判、魔女と悪魔のサバト、悪魔の怪物誕生、魔女への拷問や処刑などが当時としては最高の特撮技術とメイクアップにより、非常にリアルに出来あがっている。また、ストーリー性をもつこの映像部分は、現代のホラー映画にも多大な影響を与えている、特にヨーロッパのゴチック的な映画(イギリス、ロシア、ドイツ等)では顕著に見られる。本作は、娯楽映画としても評価は高く、中盤以降のテンポの良さ、観客の知性をくすぐる品性、さらに恐いもの見たさを満足させるリアル性など、公開当時より1968年公開(短縮版)以降のほうが話題をよんでいる。 ☆字幕監修:石田 一(作家/SFホラー映画史研究家) |
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★エドガ・アラン・ポーのマニアック 原題:Maniac 1934年/51分/モノクロ/モノラル 製作者 ドウェイン・エスパー/ルイス・ソニー 監督 ドウェイン・エスパー 出演 ビル・ウッズ/ホレイス・B・カーペンター/テッド・エドワーズ 原作:エドガ・アラン・ポー 脚本:ヒルデガード・スタディ 撮影:ウィリアム・C・トンプソン ☆ポーの「黒猫」を大胆に脚色!レトロ・カルトムービーの傑作!! ■STORY 今やマッドサイエンティストと化したマイヤーショルツ博士は、元俳優で変装の名人マクスウェル助手と非合法な方法で死体を入手し、忌まわしい実験に取り組んでした。しかしマクスウェルがミスをしたのをきっかけに二人はもみ合いになってしまい、マイヤーショルツ博士は殺されてしまう。そこにマイヤーショルツ博士の患者とその妻がやって来る。とっさに変装の腕を活かしマクスウェルはマイヤーショルツ博士になりすまし、うまくその場をやり過ごすはずだったが、誤って患者を殺してしまう。その様子を黒い猫が見ていたのだった…。 ■INTRODUCTION エドガ・アラン・ポーの「黒猫」をベースに大胆にアレンジ。エロチックシーンやマッドサイエンティスト等の見所満載のこの映画は「マリファナ」(1936)で有名なドウェイン・エスパー監督の作品。精神分析の論文を随所に挿入する演出は、非現実的な本作に不思議なリアリティと説得力を持たせるのに成功している。また患者が「『モルグ街の殺人』の犯人は私だ!」と叫んでいると妻が話すシーンや、黒猫の目を"悪魔の光”と称して刳り貫く等、エドガ・アラン・ポーに対するオマージュ等も見え隠れするのがファンには微笑ましい事だろう。また撮影を担当したウィリアム・C・トンプソンは「プラン9・フロム・アウター・スペース」の最低映画監督エド・ウッドのお気に入りのカメラマンで噂では色盲だったと云われている。(松村 仁史) ☆字幕監修:石田 一(作家/SFホラー映画史研究家) |
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★ドリラー・キラー マンハッタンの連続猟奇殺人 原題:Driller Killer 1979年/79分/カラー/モノラル 製作者:ローチェル・ワイスバーグ 監督:アベル・フェラーラ 出演:キャロリン・マーズ/ジミー・レイン/リチャード・ホワース/ベイビ・デイ ☆現代ニューヨーク派、アベル・フェラーラ監督の最も残酷な殺人鬼!! ■STORY 主人公のレノ・ミラーは、ニューヨークのマンハッタンに住む売れない若い画家で、すさんだ借金生活を送っていた。彼はそんな生活から逃避するように殺人小説を読みあさるが、次第に現実と狂気の世界との区別がつかなくなっていき、強い殺人衝動にかられていく。電気ドリルとポータブルバッテリーを手に、罪も無いニューヨーク市民を次々と血祭りにあげていく彼は、殺人を重ねる毎にさらにエスカレートし、より深い狂気の世界に堕ちていってしまう…。 ■INTRODUCTION 数多いスプラッター・ホラーの舞台が山村、田舎町が多いのに対して、本作はマンハッタンが舞台の都市そのものの狂気を扱った映画。監督アベル・フェラーラの処女作にして、その後の作品の原点ともなるニューヨークのストリート・カルチャーを取り上げた問題作でもある。彼は本作の後、アナーキーな描写とニューヨークに憑かれた独自の哲学のもと、多数の作品を制作している。(「キング・オブ・ニューヨーク」「ボディ・スナッチャーズ」「スネーク・アイズ」「フューネラル」等)また、本作の音楽はルースターズというロック・バンドが担当しており、彼らの60年代を思わすキチュなサウンドもサブ・カルチャー的で魅力十分。ドリルを額にあて穴をあける血塗れスプラッターの狂気の世界へようこそ…。(田中 靖人) ☆字幕監修:石田 一(作家/SFホラー映画史研究家) |
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