レトロムービーコレクション第2弾・発売中
お待たせしました!あの「レトロムービーコレクション」の第2弾が、2007年3月31(土)ついに発売!
定価・各780円(税込み)。字幕監修は、第1弾と同じく石田一先生の手によるもの。
今まで目にすることのなかった作品も含め、5タイトルが登場!!
製作:WHDジャパン

販売:有限会社フォワード

字幕監修:石田 一(いしだはじめ) 作家/SFホラー映画史研究家

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★ロボット・モンスター
原題:Robot Monster
1953年/60分/モノクロ/モノラル
監督:フィル・タッカー

人類最後の家族と、侵略エイリアンの”息詰まらない”攻防!

「こんなんで強いの?」的な宇宙人に対して、「こんなんで防げるの?」的な
科学力を用いる最後の家族達。
絶えず「ジジジジジーーー」と聞こえる音は、収録時のノイズではなく、
人類のバリア(?)が発する音だとは、気づいてもらえないかもしれない、
5つ星ならぬ5つ「?」の怪作。

■STORY 
ある日、ジョニー少年は地球が滅びた事を聞かされる。生き残ったのは自分の家族だけだと言う。地球人の根絶を企む謎の宇宙人は、近くの砂漠にある洞窟に基地を作って潜んでいた。宇宙人は宇宙光線なるものを発して人間同士を争わせ、その上、古代の怪獣を操って人類を滅ぼしたのだと云う。いよいよ人類と宇宙人の最後のバトルが開始される!? しかし、宇宙人は姉のアリスに一目惚れ。果たしてどうなる事やら…
■INTRODUCTION 
身体はゴリラの着ぐるみ、頭部は潜水帽-----これが人類を滅ぼした宇宙人だというから開いた口が塞がらない!! どう贔屓目に見ても真面目に作ったとは思えない作品で、穴だらけの脚本、間の抜けた台詞、超チープな特撮など、最低映画の1本として有名になった珍品SF映画。制作は『月のキャットウーマン』で有名なB級映画の巨匠(?)アル・ジンバリスト。最初から最後まで宇宙光線のチカチカ明滅する演出にイライラさせられる、精神的にも毒される可能性がある怪作です。覚悟してご覧下さい。(文:松村仁史)
★金星ロケット発進す
原題:First Spaceship On Venus
1959年/78分/カラー/モノラル
監督:クルト・メーツィヒ

映像、特撮、演出、シナリオ、SF考証のどれをとっても「傑作」と
思えるこの作品が、なぜ今まで販売されていないのか不思議でならない。
純粋にSF作品を好む方には、オススメの一品です。

■STORY 
シベリアの“ツングース隕石”は金星からの惑星間宇宙船(UFO)だった! 金星人応答せよ! しかし、全世界からの通信にも応答なし。残された謎のメッセージを解明するため、日本を含む8カ国から編成された国際探検隊が金星に旅立つ。金星船コスモクラトール発進、彼らがそこで見たものとは……
■INTRODUCTION 
リアリティのある見事な特撮と重厚なストーリーの本作は、後年の『惑星ソラリス』(1972年)と共に当時の共産圏の代表的なSF映画である。原作は、世界的SF作家スタニスワフ・レムの処女長編「金星応答なし」。注目すべきは共産圏映画としては驚嘆すべきエンタテインメント精神で、R2-D2を思わせるキャタピラ式ロボットや、「2001年:宇宙の旅」の“ハル9000”のような航行装置、『禁断の惑星』で見たようなコンピューター等が登場する。主役級のスミコ役を演じるのは、当時の日本の国際派映画女優・谷洋子(SF作品では『姿なき訪問者』(1966)にも出演)。本作は間違いなく1950年代SF映画の傑作の1本である。(文:田中靖人)
★来るべき世界
原題:Thing To Come
1936年/92分/モノクロ/モノラル
監督:ウィリアム・キャメロン・メンジース

H.G.ウェルズが原作、脚本を手がけ、当時台頭し始めた
ファシズムへの警鐘を込めたこの作品は、後のチャップリン、ルーカス、
手塚治虫等に多大な影響を与えたと云われています。

■STORY
イギリスの都市エブリタウンを舞台に、1940年から約100年間にわたる人類の未来の歴史が描かれている。1940年の聖夜に突如勃発した戦争は終わることを知らず、都市は廃墟と化し、文明は崩壊、最低のサバイバル生活、疫病の蔓延、そして野蛮な独裁者の台頭など、人類の未来は暗黒時代へ逆行したかのようだった。しかし、やがて平和主義の科学者集団が立ち上がり、理想国家の建設に成功する。2036年、人類はついに月ロケットの発射に成功し、輝く未来へと新たな一歩を踏み出す。
■INTRODUCTION
 SFの父と呼ばれるH・G・ウェルズが原作、さらに自ら脚本まで手がけたSF映画の古典。監督は後に「風と共に去りぬ」でアカデミー特別賞を受けた、ウィリアム・キャメロン・メンジーズ、制作はアレクサンダー・コルダ、精巧なミニチュアワークを見せるのはエドワード・コーエン。本作は、当時のソビエト革命やファシズムの台頭等に触発されたウェルズの警世的な思想が全編に漲っており、科学主義と自然主義の対立が中心的なテーマとなっている。日本では手塚治虫が同名の漫画を発表、また、チャールズ・チャップリン、ジョージ・ルーカス等、後年の映画人にも多大な影響を与えた名作でもある。(文:田中靖人)
★メシア・オブ・ザ・デッド
原題:Messiah Of Evil
1973年/89分/カラー/モノラル
監督:ウィラード・ハイク,グロリア・カッツ

露骨な血みどろ映像を押さえ、一瞬前のシーンにザラザらっと
した感触をもたらしながも、前衛画家のアトリエを背景に美しさを
求めたゾンビ映画の一品です。
もちろん、お約束のシーンと、海岸の村に秘めたゾンビ由来の物語も
楽しんでいただけます。

■STORY 
画家である父の行方を探す為に、アトリエのある海辺の街に来たオーレッティ。やっと見つけた手がかりの日記には、100年前のゾンビ伝説が記されていた。オーレッティは町で知り合ったトムとその仲間二人を家に招くが、その頃、町では恐るべき事件が起こり始めていた。それは、新しいゾンビ伝説の誕生であった!!
■INTRODUCTION 
斬新で見事な演出は、観る者すべてを恐怖に震え上がらせるだろう。監督・製作・脚本を手がけたウィラード・ハイクとグロリア・カッツは、後に『アメリカン・グラフィティ』や『インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説』の脚本家として有名になるが、その才能は本作でも遺憾なく発揮されている。特に、壁面一杯に描かれた絵画は映像の美しさだけではなく、恐怖シーンの効果として巧みに利用されている。主演のマリアンナ・ヒルは『荒野のストレンジャー』『ゴッドファーザーPART II』等に出演している美女で、本作でもその美貌を堪能できる。(文:松村仁史)
★美しき生首の禍
原題:The Brain That Wouldn't Die
1962年/82分/モノクロ/モノラル
監督:ジョセフ・グリーン

医学と猟奇と狂気。天才外科医が求めていたものは、己の名声だけだったのか?
「美女と野獣」をセットにしてしまうのは、キングコング以来の映画のお約束。
外科医の狂気の暴走だけでも十分のような気もするが、モンスターファンにも
楽しんでいただけるキャラが最後登場します。

■STORY 
コートナー博士の息子、ビル博士は天才的な外科技術の持ち主だった。しかし、彼のその過剰な自信は、密かに許されざる人体実験を行なうに至っていた。ある日、彼は交通事故を起こし、同乗者だった婚約者のジャン・コンプトンを亡くす。諦めきれないビル博士は、事故現場からジャンの頭部だけを持ち帰り、実験室で蘇生させる事に成功する。生き返ったジャンは「私を死なせて…」と嘆願するが、ビルの野望は止まらず、ジャンに新しい躰を与えようと、素晴らしい肉体の女性を物色に出かける……
■INTRODUCTION
『顔のない眼』や『フランケンシュタイン』を彷彿させる医学ホラーのカルト作。TV放映時のタイトルは「死なない頭脳」だった。ビル博士役のハーブ・エヴァースはジェイソン・エヴァーズという名で有名で『新・猿の惑星』や『ガンマン無情』にも出演、1979年の『キラー・グリズリー』に主演、『バスケット・ケース2』を最後に2005年に他界している。またジャン・コンプトンを演じるヴァージニア・リースは、後に『死の接吻』としてリメイクされる『赤い崖』で有名な美人女優。クライマックスに登場するモンスターはあまりにも衝撃的だった為、海外では縮小されたバージョンも存在する。(文:松村仁史)

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